テニスの男子ツアーを統括するATPは15日、公式サイトでファンが選んだ今年の「ベストプレー」を発表し、錦織圭(日清食品)が8月に行われたロジャーズ・カップ(モントリオール)の3回戦で披露したロブショットが選ばれた。

 ダビド・ゴフィン(ベルギー)のロブに頭を越された錦織はボールに追い付くと、相手に背中を向けたまま股下から返球。ゴフィンの頭上を抜き返し、コートの対角線上に見事にボールを落とした。

 投票ではロジャー・フェデラー(スイス)が3月の大会で見せた苦しい体勢からの連続ショットと2つが候補となり、錦織のプレーが54%の票を獲得した。