ラグビーの昨年のW杯イングランド大会日本代表メンバー、WTB広瀬俊朗(34)が、今季限りで現役を引退することとなった。24日、所属する東芝が広瀬ら選手11人が退部すると発表した。広瀬は3月1日に引退記者会見を行う。

 広瀬は大阪・北野高-慶大を経て04年から東芝でプレーし、トップリーグ128試合に出場した。代表キャップ数は28。W杯で歴史的3勝を挙げたエディー・ジャパンが発足した12年3月から2年間は主将として日本代表を引っ張った。W杯イングランド大会ではベンチ入りできなかったものの、対戦相手の分析やレギュラー組の練習相手を買って出るなど、精神的支柱であり続けた。

 東芝では広瀬のほか、日本代表経験のあるFB立川剛士(39)やCTB仙波智裕(33)らも退部する。