体操の個人総合で争うアメリカン・カップが行われ、リオデジャネイロ五輪代表を目指す男子の加藤凌平(順大)は合計88・931点で優勝した。

 昨夏に左足首を痛め、およそ半年ぶりに個人総合に挑んだ加藤は最後の鉄棒でトップの15・233点をマークし、ドネル・ウィッテンバーグ(米国)を0・366点上回った。

 女子は村上茉愛(日体大)が合計54・431点で6位。ロンドン五輪覇者のガブリエル・ダグラス(米国)が60・165点で制した。

 加藤の話(約半年ぶりの個人総合で)今まで以上に疲れた。体力をつけないといけない。五輪代表になるにはコンスタントに90点台を出さないといけないし、課題が見つかったので修正していきたい。