フィギュア世界ジュニア選手権で、日本女子7人目の優勝を達成した本田真凜(14=大阪・関大中)が22日、開催地のハンガリーから羽田空港に帰国した。156センチで手足が長い本田が到着ロビーに現れると、あちらこちらでファンの「かわい~」の声。テレビカメラ7台、報道陣約40人が待つ“マリンフィーバー”に「すごくびっくりしました」とうれしそうに笑った。

 18年平昌五輪への思いも強まった。「最近みんな強いので(平昌は)どうかなと思っていたんですが、自信になる試合ができた」。次の五輪は、17年7月1日に15歳以上なら出場資格があり、狙える立場にある。引き続きジュニアの来季は「(ジュニアグランプリ)ファイナル、世界(ジュニア)選手権両方で金を取れれば」と2冠を狙う。さらに4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦することも明かした。この勢いを止めず、2年後に迫る五輪へつなげる。