女子200メートル平泳ぎ決勝で、金藤理絵(27=Jaked)が2分19秒65の日本新記録で優勝した。派遣標準記録を突破し、リオ五輪代表にも内定した。すでに代表内定していた渡部香生子(19=JSS立石)が2位に入った。

 北京大会に続く2度目の五輪となる金藤は「たくさんの人の前で記録を出せたことがうれしい。このタイムもうれしいんですが…」と周囲にサポートに言葉を詰まらせ、「五輪では世界記録を狙いたい」と言い切った。

 2位の渡部は「タイムは納得できないが今の自分の力は出せた。五輪への悔いのないよう練習を積んで恩返ししたい」と涙ながらに話した。