短水路(25メートルプール)で争う競泳のW杯第8戦東京大会最終日は26日、東京辰巳国際水泳場で行われ、池江璃花子(16)は日本記録を含め、出場3種目で自己ベストを更新した。

 池江が出場3種目で自己ベスト&表彰台を実現した。100メートル個人メドレーでは58秒24と渡部香生子の日本記録を1秒04も更新して2位に入った。第1日の25日は表彰台を逃していただけに「気持ちを切り替えられた」と合格点を出した。リオ五輪で金3、銀1で「鉄の女」の異名を持つホッスー(ハンガリー)は2日間で11種目に出場し8冠に輝いた。「これだけやっているから五輪でたくさんメダルを取れる。尊敬する」と、4年後に向けて和製ホッスーを目指す。