リオデジャネイロ五輪の入場券不正転売に関与した疑いを持たれている国際オリンピック委員会(IOC)のヒッキー理事が18日、アイルランドに帰国し、無実を訴えた。

 心臓に問題を抱えているとされる71歳のヒッキー氏は「治療を受けるために戻った。私は無実だと述べたい」との声明を出し、ブラジル当局の捜査には協力する意向を示した。ブラジルから戻る際に必要な保釈金150万レアル(約5200万円)は各国オリンピック委員会連合(ANOC)が一時的に支払った。