リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也(22=JSS毛呂山)が、4月からANAとの所属契約に向けて最終調整に入っていることが13日、分かった。交渉は細部の詰めを残すが、今月末にも発表される見通しとなった。

 瀬戸は、今季の最大目標に7月の世界選手権ハンガリー大会での400メートル個人メドレー3連覇を掲げている。米国合宿から帰国した6日に「世界選手権では日本新記録を出して連覇」と宣言。リオ五輪金メダルのライバル萩野公介が持つ4分6秒05を更新した上でV3を達成して、リオ五輪で敗れた雪辱を狙う。

 現在は、世界選手権代表選考を兼ねた4月の日本選手権(愛知)に向け、国内で練習中。200と400の個人メドレー、100と200のバタフライなど最大5種目のエントリーを検討。東洋大卒業後の4月からブリヂストン所属となる同じ22歳の萩野と直接対決を迎える。