平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の宮原知子(19=関大)はSP71・74点で首位発進を飾った。
同じく平昌冬季五輪代表の坂本花織(17=シスメックス)は同71・34点で2位。
昨年優勝の三原舞依(18=シスメックス)は同69・84点で3位。
26日に行われる女子フリーの滑走順は、宮原が最終23番目、坂本が21番目、三原が22番目となった。
宮原知子
演技構成
3Lz+3T/FCSp/CCoSp/3Lo/StSq/2A/LSp
落ち着いた表情で演技開始。冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループは、ルッツが回転不足の判定。中盤の3回転ループ、終盤のダブルアクセルはきれいに決めた。演技を終えると、笑顔を見せて場内の声援に応えた。
- 女子SPの演技を終え、客席から投げ込まれたくまモンのぬいぐるみを手に笑顔を見せる宮原知子(撮影・河野匠)
坂本花織
演技構成
LSp/StSq/FCSp/3F+3T/3Lo/2A/CCoSp
冒頭から伸びやかなスピン、ステップを披露。中盤の3回転フリップ-3回転トーループも見事に決めた。その後の3回転ループ、ダブルアクセルも成功させた。演技を終え、場内の声援に笑顔で応えた。点数が発表されると右手でガッツポーズを作って喜んだ。
- 女子SPの演技を披露する坂本花織(撮影・河野匠)
三原舞依
演技構成
3Lz+3T/CCoSp/FSSp/2A/3F/StSq/LSp
冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループをきれいに着氷。中盤のダブルアクセル、3回転フリップも成功させた。演技を終えると会心の笑顔で両手をあげてガッツポーズを見せ、場内の拍手に応えた。
- 女子SPの演技を終え、笑顔を見せる三原舞依(撮影・河野匠)
<SP成績>
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | 宮原知子(19=関大) | 71.74 |
2 | 坂本花織(17=シスメックス) | 71.34 |
3 | 三原舞依(18=シスメックス) | 69.84 |
4 | マライア・ベル(21=米国) | 62.90 |
5 | チェ・ダビン(18=韓国) | 62.30 |
6 | キム・ハヌル(15=韓国) | 61.15 |
7 | スター・アンドリュース(16=米国) | 60.61 |
8 | アレイン・チャートランド(21=カナダ) | 59.86 |
9 | アンジェラ・ワン(21=米国) | 58.97 |
10 | 李香凝(17=中国) | 57.01 |
11 | エリザベート・トゥルシンバエワ(17=カザフスタン) | 56.52 |
12 | パク・ソヨン(20=韓国) | 53.05 |
13 | ブルックリー・ハン(22=オーストラリア) | 52.29 |
14 | アリシア・ピノー(18=カナダ) | 51.53 |
15 | エイミー・リン(18=台湾) | 51.14 |
16 | カイラニ・クレイン(19=オーストラリア) | 50.79 |
17 | ミシェル・ロング(25=カナダ) | 49.77 |
18 | 趙子セン(20=中国) | 48.78 |
19 | クロエ・イング(19=シンガポール) | 45.30 |
20 | アイザ・マムベコワ(18=カザフスタン) | 36.47 |
21 | ジョアンナ・ソ(18=香港) | 35.51 |
22 | ナタリー・サンカガロ(18=タイ) | 33.50 |
23 | シータ・ラムサム(18=タイ) | 28.26 |
<4大陸選手権> 国際スケート連盟が主催する98~99年シーズンに創設された米、オセアニア、アジア、アフリカの4大陸の選手による大会。日本は過去、男子シングルで6度、女子シングルで11度の優勝を誇る。昨年の男子は羽生結弦が銀メダル、宇野昌磨は銅メダル。女子は三原舞依が金メダルを獲得した。