テニス女子の国別対抗戦フェドカップワールドグループ(WG)2部入れ替え戦(21~22日、兵庫・ブルボンビーンズドーム)で日本と戦う英国が大坂なおみを警戒だ。20日、本番会場で組み合わせ抽選会が行われ、シングルスで世界ランク22位の大坂と対戦予定の同23位ジョアンナ・コンタ(26)と同77位のヘザー・ワトソン(25)が印象を語った。
17年のウィンブルドンで4強入りしたコンタは「過去2回対戦したけれど、2回ともタフな試合だったわ。やっぱりサーブや、グラウンドストローク(ワンバウンドしたボールを打ち返すショット)のビッグショットは脅威。去年は安定感が欠けていたけれど、その辺りも成長している」。世界ランクで最高38位の経験を持つワトソンも「彼女は素晴らしくパワフルなプレーをする。どこからでもウィナーを取れる」と大坂を評価した。
その上で英国にとっても、負けられない戦いとなる。コンタは「私としても時間を大切にしながら(準備して)、いい試合をしたいと思います」と静かに闘志を燃やした。
組み合わせは以下の通り。
◆第1日(21日)
◇シングルス2試合
大坂なおみ(世界22位)-ワトソン(同77位)
奈良くるみ(同100位)-コンタ(同23位)
◆第2日(22日)
◇シングルス2試合
大坂なおみ-コンタ
奈良くるみ-ワトソン
◇ダブルス1試合
加藤未唯、二宮真琴組-テイラー、スミス組