2000年のシドニー五輪と04年のアテネ五輪のボクシング・バンタム級で金メダルを獲得したキューバのギジェルモ・リゴンドウ(28)が、23日までに米国でドイツの興行会社と契約した。今後、マイアミでトレーニングするという。ロイター通信が伝えた。事実上の亡命とみられる。

 社会主義国キューバでは、豊かな暮らしを求める有力スポーツ選手の亡命が相次いでいる。

 ロイター通信によると、同選手は07年にもブラジルで亡命騒ぎを起こしており、昨年の北京五輪の代表には選ばれなかった。