<テニス:全仏オープン>◇11日目◇2日◇パリ・ローランギャロス◇男子シングルス準々決勝

 勝負が決した最終セットの第10ゲーム。第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が放ったショットは、ラインぎりぎりに決まったかに見えた。しかし審判員がコート上のボールの跡を確認するとアウトの判定に。ジョコビッチは抗議したが判定は覆らず、このゲームを落として敗退した。

 記者会見では「何年も経験があるのにあの場面で判定ミスをするなんて信じられない」と不満をぶちまけたが「もっと早く勝負を決めなければならなかった。ぼくのせいだ」と逆転された展開を悔やんだ。