競泳代表合宿が13日に都内で公開され、男子200メートルバタフライで金メダルを狙う松田丈志(27=コスモス薬品)が打倒フェルプスを誓った。故郷延岡のビニールハウスプールで元日は6キロの泳ぎ初め。五輪イヤーへの思いを新たにした松田は、「世界を驚かせたい。日本人がフェルプスより先にゴールにタッチすれば衝撃が走るはず」と誓いを立てた。現在はハードなフィジカルトレーニングを行いながら、スタート、ターンでしっかり15メートルもぐり、ドルフィンキックの強化に努めている。久世コーチは「試合で自然とできるよう、練習から自分の体の一部になるくらい、やり込んでいく」と強い覚悟を持って、世界一を目指している。