2008年北京五輪のシンクロナイズドスイミング2種目の銀メダリストで、日本のライバルとして活躍したヘマ・メングアル(スペイン)が15日、引退を表明した。

 34歳のメングアルはスペイン代表の藤木麻祐子元コーチの指導などで成長し、北京五輪ではデュエットで3位の鈴木絵美子、原田早穂組を上回った。バルセロナで記者会見したメングアルは「私を幸せにし、人々を幸せにしたスポーツから今引退する」と涙ながらに話した。