<ホッケー:ロンドン五輪世界最終予選・日本7-0オーストリア>◇初日◇25日◇1次リーグ◇岐阜県グリーンスタジアム

 3大会連続の五輪出場を狙う日本女子が無難に圧勝発進した。前半6分にMF山本由佳理(30=ソニーHC)が先制。6分後にはFW柴田あかね(23=グラクソ・スミスクライン)がゴールするなど着実に加点し、世界ランク9位の実力で同29位オーストリアに7-0で完封勝ちした。

 山本は「点が入らないとリズムがつくりにくい。いい時間帯に取れて良かったです」と声を弾ませた。前半25分に3点目を奪ったMF駒沢李佳(29=コカ・コーラウエスト)は「ゴール前に速いタイミングで流し込む、練習通りでした。判断ミスもあるし、パスミスもあるし、キープミスもある。もっと得点は取れたはず」と貪欲だった。

 大会はこの日に開幕。26日は男子1次リーグ3試合が行われ、世界ランク15位の日本は同23位チェコと対戦する。日本女子の2戦目は27日、同23位のマレーシアが相手になる。