<ビーチバレー:国内JBVツアー最終第6戦・ペボニアカップ>◇4日目◇30日◇東京・お台場

 今大会を最後に現役引退する北京、ロンドン両五輪代表の朝日健太郎(37=フォーバル)は男子決勝で敗れ、準優勝に終わった。白鳥勝浩とのペアで、西村晃一・スコット組と大激戦を繰り広げ、セットカウント1-2と屈した。

 ラストマッチを優勝で飾れなかった朝日だが「すっきりした気持ちです。ただひと言、ありがとうという感謝の思いしかありません」。大会終了後には引退セレモニーが行われ、相撲の「マゲ落とし」ならぬ「アタック浴び」。川合俊一会長ら関係者から愛のこもったアタックを次々と打ち込まれ「朝日」の名前の通り、まぶしい笑顔を振りまいた。

 また、女子決勝は草野歩・尾崎睦組が2-1で田中姿子・溝江明香組を破り、今季JBVツアー4勝目となった。