競泳男子平泳ぎの北島康介(31=日本コカ・コーラ)が17日、都内で自身が11年に設立した「キタジマアクアティス」の水泳教室と交流会を行った。

 子ども会員の教室では、美しい模範泳法を披露すると大きな拍手が起きた。1人ずつに声をかけながら、実際に練習の手助けをするなど先生として指導した。その後の交流会では、7年後の2020年東京五輪で「水泳と陸上100メートルに出場する」という夢を披露した子どもに「この夢はすごいね!なかなか言えないよ」と笑顔。水泳教室を振り返り「子どもの成長を肌で感じることができて楽しい。上達する姿を見るとうれしくなる。がんばる手助けができればいい」と話した。

 また来年以降の活動については「明日になったら、もうわかんないと言っているのが僕だけど」と笑いながらも「選手を辞めるのは簡単。自分にできる限りに競技活動を続けていきたい」と現役続行に意欲を見せた。