<柔道:世界選手権>◇第3日◇27日◇ロシア・チェリャビンスク

 男子73キロ級はロンドン五輪銀メダリストで25歳の中矢力(ALSOK)が2011年以来2度目、女子57キロ級は29歳の宇高菜絵(コマツ)が初優勝を果たした。今大会の日本の金メダルは女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)、男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)に続き4個となった。

 中矢は決勝でホン・ククヒョン(北朝鮮)に一本勝ちし、この階級は日本勢4連覇。前回優勝の大野将平(旭化成)は4回戦で李栄淮(韓国)に一本を奪われ敗退した。

 宇高は決勝で10年大会準優勝のテルマ・モンテイロ(ポルトガル)を延長で破った。ロンドン五輪金メダリストの松本薫(フォーリーフジャパン)は2回戦で昨年準優勝のマルティ・マロイ(米国)に一本負けした。