<アメリカンフットボール:Xリーグ:富士通7-0ノジマ相模原>◇20日◇ファーストステージ東地区◇川崎・等々力陸上競技場◇日刊スポーツ新聞社主催

 富士通が僅差の勝負を制し、東地区で5戦全勝優勝を果たした。ノジマ相模原は3勝2敗となった。

 富士通は第1Q4分17秒、QBキャメロンからWR秋山への8ヤードTDパスで先制も、リズムに乗れなかった。キャメロンがパスインターセプトやQBサックに遭い、7-0とわずかにTD1本差で折り返した。

 後半も富士通は得点圏に攻め込むが、第3Q3分29秒、キャメロンのパスがゴール目前でノジマLB田中に、この日2本目のインターセプトを食らってしまう。その後も攻め手を欠き、富士通は最後は時間を消費する作戦。第1QのTD1本で挙げた得点を守って、逃げ切った。

 藤田ヘッドコーチは「もうちょっといけると思っていたが、乗り切れなかった。キャメロンは(インターセプトやQBサックを)やられて興奮していたが、いい経験になったと思う。1つ1つのプレーをもっときっちりやらなくてはいけない。練習で修正したい」と、地区優勝にも反省しきりだった。