<競泳:東京都選手権>◇24日◇東京辰巳国際水泳場

 男子の萩野公介(東洋大)が、ことし初めて400メートル個人メドレーのレースに臨み、4分12秒18で優勝した。

 右肩を痛めている影響もあり記録はいまひとつだったが「ちょっと遅い程度で収められた。きついというイメージを持たずに泳げた」と冷静に語った。

 男子100メートル平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)は、優勝した押切雄大(日大)と0秒87差の1分2秒04で4位だった。

 今回から大会名に「北島康介杯」の冠がついた中で泳いだベテランは「決して良くはない記録だが、この時期にレースで刺激を入れられたことは前向きに考えたい」とさばさばと話した。

 立石諒(ミキハウス)は3位、山口観弘(東洋大)は6位だった。