カーリング女子のソチ五輪世界最終予選(12月・ドイツ)で出場権獲得を目指す北海道銀行が30日、カナダ遠征から帰国した。1カ月の遠征では3つの国際大会に出場。予選敗退、準優勝、準決勝敗退と結果はいまひとつだったが、スキップ(主将)の小笠原歩(34)は「経験をして、チームは成長していると思う」と、手ごたえを口にした。4歳の長男と離れて競技に集中する小笠原は「カーリングで頑張っているのは分かるみたい。でも、電話してもすぐにバイバイと言われて寂しかった」と苦笑い。この日はソチ五輪開幕まで100日だったが「出場も決まっていない。今は最終予選のことだけを考えていて、ソチは頭にありません」と話した。