28日にアイルランド・ダブリンで行われる国際ラグビーボード理事会の15、19年W杯開催国決定方法は以下の通り。

 投票権を持つIRB理事の総数は26人。まず15年大会にイングランド、19年大会に日本を推薦したRWCLのセット案を採決する。過半数の賛成があれば、そのまま決定。13票で並んだ場合は投票権を持たないラパセIRB会長に最終判断を委ねるが、ラパセ会長がRWCLのトップを務めていることから、可決は決定的とみられる。

 RWCL案が否決された場合は、推薦されなかったイタリア、南アフリカを「復活」させて15年大会、19年大会の順にそれぞれの投票で開催地を決める。イングランドは15年大会のみの立候補だが、ほかの3協会は両大会に名乗りを上げている。過半数を獲得する協会が出るまで得票数で最下位の立候補地を除外しながら、投票を繰り返す。