国際ラグビーボード(IRB)が2015年W杯開催地にイングランド、19年に日本を決めたことについて、29日付のアイリッシュ・タイムズ紙は「IRBは商業路線を選択した」と報じた。

 記事はアイルランド人IRB理事の「世界の半分近い人口を抱えるアジアは未開拓の地域。まったく新しい市場となる」とのコメントを引用。IRBの総収入の約90%をもたらすW杯の開催で商業的要因を重視するのは当然で、ラグビー人気が高い伝統国イングランドでの15年大会開催も、安定収入をもたらすと説明した。