全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は11日、世界選手権最終日の13日に行われる無差別級の出場選手を発表し、残り2人が未定だった男子は100キロ超級で1回戦敗退の鈴木桂治(国士舘大教)と同級5位の高橋和彦(新日鉄)を選んだ。

 吉村委員長はベテランの鈴木について「ふがいない負け方をして、本人も納得いかないだろう」と話した。今大会から無差別級は男女とも出場枠が4人に増えた。

 女子は78キロ超級銅メダルの塚田真希(綜合警備保障)が辞退、78キロ級銅メダルの緒方亜香里(筑波大)が出る。78キロ超級優勝の杉本美香(コマツ)は2冠達成を目指す。