<レスリング:第35回総合関関戦>◇最終日◇16日◇関大・東体育館

 2年連続で試合が行われなかったレスリング部の総合関関戦。関大は「久しぶりの関関戦なので、楽しい雰囲気でやりたい」(増谷主将)と、マットに上がれる喜びをかみしめ試合に挑んだ。最初に登場した60キロ級の山本。第1Pを奪うも、第2、第3Pを落としてしまう。続いて66キロで主将・増谷が登場。第1Pから相手を圧倒すると、第2Pでは相手を持ち上げるなど一気にポイントを奪ってテクニカルフォール(TF)。これで勢いに乗った関大は、74キロ級・倉谷、84キロ級・村上も連続で勝利すると、96キロ級・藪中は第2Pフォール勝ちを収める。

 120キロ級・角原は惜しくも敗れたが、総合結果4-2で関学大を倒した。「大勢の方に応援してもらって、いつも以上にいい雰囲気でできた」と増谷主将は試合を振り返った。