日本相撲協会が7日、大相撲名古屋場所(11日初日)の幕内優勝力士に授与される予定だった外部からの表彰を辞退した。昨年の名古屋場所を参考に、優勝力士が手にできなくなった副賞などを探ってみると…。

 相撲協会からのものを除いて、金一封は12団体から出ていた。相撲協会は金額を公表していないが、関係者によると50万円が相場で、単純に掛け合わせると推定600万円が水の泡と消えたことになる。

 また、アラブ首長国連邦友好杯によるガソリン1年分や宮崎県知事賞の宮崎牛1頭分、メキシコ合衆国友好盾のコロナビール1年分など、豪華な副賞があったが、それらも得ることができない。