大相撲九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で新入幕となる東前頭16枚目の碧山(25=田子ノ浦)が番付発表の31日、福岡市西区の田子ノ浦部屋宿舎で会見した。ブルガリア出身としては現大関の琴欧洲以来2人目の幕内力士となる。東十両6枚目だった先場所は、場所前の稽古で腰を痛めて椎間板ヘルニアとなり、2日目まで休場しながら10勝を稼いだ。うれしい入幕に「最初に親方(元前頭久島海)に言われた時は冗談かなと思った」とニッコリ。「腰はもう痛くないし大丈夫。次はもっと上に上がりたい」と話した。