大相撲の十両以上の関取で構成する力士会が22日、東京・両国国技館で開かれ、会長の横綱白鵬(26=宮城野)が、来年2月に名横綱・双葉山が生誕100年を迎えることを記念して国技館内に銅像を建立することを提案した。

 史上最多の69連勝をマークした双葉山を敬愛する白鵬は「(双葉山の出身地の)大分県宇佐市には(偉業をたたえる)いろんなものがあった。国技館にもあっていい」と説明。予算などを含め、協会側に協議を持ち掛ける。

 力士会の支援金で補修した岩手県山田町の土俵が完成する来年4月に合わせ、同地でイベントを行うことも提案された。