横綱白鵬(26=宮城野)が宮城野部屋で、年末恒例の餅つきを行った。前日29日には稽古納めを行ったが、この日はまわしを締めて後援者らに餅を振る舞った。若い衆からは、来年も白星にまみれることを願って、かたくり粉を顔に塗られたが、笑顔を見せた。白鵬は「やはり今年は誕生日(3月11日)に起こったことですよね。怖い思いをしたが、東北の方々のことを考えればなんてことはない。これからも東北を応援していく気持ちはある」と振り返った。12年へ向けては「まずは22回目の優勝を目指して1つ1つやりたい」と語った。