日本相撲協会は14日、13日に急逝した田子ノ浦親方(享年46=元前頭久島海)の通夜・告別式の日程を発表した。通夜は15日午後6時から、告別式は16日午後2時から、それぞれ東京・台東区の寛永寺輪王殿第一会場で出羽海一門葬として営まれる。葬儀委員長は出羽海親方(元関脇鷲羽山)で、喪主は妻の久嶋綾子さん。

 また、都内の病院で検視が行われ、死因は虚血性心不全、死亡日時は13日午後4時37分と発表された。北の湖理事長(元横綱)は「アマチュアの世界で多くのタイトルを取り、大相撲の世界に入ってからは、将来を嘱望され、幕内で長く活躍されました。引退後は田子ノ浦部屋をおこし、碧山といった将来を期待できる力士が育ってきただけに、本人は大変残念だったと思います。大変残念です」との談話を出した。