大相撲初場所(来年1月13日初日・両国国技館)の新弟子検査が26日、東京・両国国技館で行われた。

 青森・三本木農高1年で今秋の国体少年個人を制した打越奎也(うてつ・ふみや、16=阿武松)や、亜大野球部投手で2007年夏の甲子園大会準優勝の広陵(広島)メンバーだった森宗順平(22=藤島)ら多彩な顔ぶれの16人が受検し、全員が体格基準(身長167センチ以上、体重67キロ以上)を満たした。

 強豪の鳥取・城北高相撲部の監督を父に持つ日大出身の石浦将勝(22=宮城野)、十両経験がある幕下北■磨(きたはりま)の弟の嶋田哲也(22=北の湖部)、モンゴル出身で流山南(千葉)相撲部のチミデレゲゼン・シジルバヤル(18=追手風)らが受検。初場所では2004年の25人に次ぐ多さだった。

 合格者は内臓検査の結果を待って、初場所初日に発表される。※■は石へんに番