横綱審議委員会定例会が28日、東京・両国国技館で行われた。内山委員長は30回目の優勝を飾った白鵬に「大横綱になった。今の状態なら、まだ記録を伸ばすのでは」と期待した。

 残る2横綱には「迫力がない。日馬富士は守りに入っているのか、黒星が多すぎる。鶴竜も迫力なく、どうしたのか」と苦言を呈した。

 大関昇進となる豪栄道には「綱とりができる力をつけてきた。ここで安住せず、綱を張る決意を持って、まず優勝してほしい」と期待。2横綱には「まず優勝をしてもらいたい」と奮起を促した。