大相撲九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の新弟子検査が30日、福岡市内で行われ、受検した7人が体格基準(身長167センチ、体重67キロ以上)をクリアした。

 小4から小6まで3年連続で「わんぱく横綱」に輝いた埼玉栄高3年の山本正克(18=玉ノ井)は180センチ、171キロと重量感のある体を誇る。「昔からプロに入るのが目標だった。玉ノ井親方(元大関栃東)のように、徹底した押し相撲の力士になりたい」と抱負を語った。

 合格者は、内臓検査の結果を待って、九州場所初日に発表される。