横綱白鵬は6日、札幌巡業の朝げいこで、鬼になって若手の豪栄道をかわいがった。締めくくりのぶつかりげいこの相手に指名。どっしり構えて押させず、土俵に転がし、すり足を繰り返させた。泥にまみれた豪栄道は途中でふらふらの状態で何度も土俵に倒れたが、尻をたたくなど気合を入れて、立ち上がらせた。結局、けいこは異例の12分間に及び「けいこの番数が少なかったし、一番力を付ける時期だから」と若手を鍛えることが目的だったことを説明した。