横綱朝青龍(27=高砂)が16日の夏巡業長岡場所で、五輪の素晴らしさを引き合いに、一時は暴動で巡業開催を危ぶまれたモンゴルの平穏ぶりを強調した。14日に北京五輪男子柔道でツブシンバヤルがモンゴル初の金メダルを獲得した後、ウランバートル市内の広場に10万人が集まって祝福した話を披露。「暴動の時は1万人。今回10万人でも何も起きなかった。スポーツの力ってすごいね」とちゃっかり安全をアピールした。また、6日ぶりに土俵でのけいこを再開した。