九州場所(9日初日、福岡国際センター)が開催される福岡国際センターの升席に8日、「飛ばない座布団」が敷かれた。昨年までは4人用の升席に1人用の正方形座布団4枚が配置されていたが、今年から、長方形(125センチ×50センチ)の2人用2枚に変更。さらにこれをひもでつなげ、重さは4・8キロにもなった。これまで横綱が敗れるなど番狂わせの際には座布団が舞っていたが、九州場所担当部長の出羽海親方(元関脇鷲羽山)は「座布団は座ってこそ価値がある。事故防止のために必要と考えた」と説明した。