モンゴル力士、戸惑い隠せず/大相撲
<大相撲トーナメント>◇7日◇東京・両国国技館
東前頭2枚目の豪栄道(23=境川)が、初優勝した。日本人力士の優勝は03年武双山以来7年ぶり、平幕での優勝は99年魁皇以来11年ぶり。豪栄道は準決勝で横綱白鵬を突き落とし気味にいなした後、押し出しで破り、決勝では大関琴欧洲を外掛けで倒した。優勝賞金250万円と1勝ごとの勝利賞金50万円の総額300万円と敢闘賞20万円を獲得。元横綱朝青龍関が引退後、初めての公式行事で、同じモンゴル出身力士はじめ各力士は、突然いなくなった横綱に戸惑いを隠せなかった。
元横綱と同じ高砂部屋の朝赤龍は「支度部屋の空気が違う。緊張感がなくなったみたい」と、指定席だった一番奥を見た。引退直後、部屋に一緒にいたというが「本人も引退すると思っていなかった。言葉もあまり交わせなかった」と重い雰囲気を振り返った。旭天鵬は「驚いたよ。いるといないでは、雰囲気が大違い。周りに(注意を)言ってくれる人がいなかったのかな」と残念がった。「頭いいし、これから何やるか、楽しみ」と今後に注目していた。
[2010年2月8日9時22分 紙面から]
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