大相撲の小結安美錦(35=伊勢ケ浜)が都内の病院で検査を受け、7月31日までに「左膝内側側副靱帯(じんたい)と前十字靱帯の損傷で8月いっぱいの加療を要する」と診断された。名古屋場所13日目の玉鷲戦で古傷を悪化させ、千秋楽の翌28日から入院中。「治療に専念して、まじめに頑張ります」と話した。来週中にも退院予定で、夏巡業は休場の見通し。秋場所(9月14日初日、両国国技館)の番付発表(9月1日)ごろからの本格的な稽古再開を目指していく。