横綱日馬富士(30=伊勢ケ浜)が、新しい綱とともに身を引き締めた。19日、都内の伊勢ケ浜部屋で綱打ちが行われ、自分の姿を鏡で入念にチェックし「いつも通り」とうなずいた。

 今年は横綱昇進後、初めて優勝なしに終わり、9月場所では右眼窩(がんか)内壁を骨折するなど災難が続いた。「来年が良い年になるよう願いながらお祈りした」と話した。