<バレーボール:全日本高校選手権:駿台学園2-0不来方>◇3日目◇男子3回戦◇7日◇東京体育館

 不来方(岩手)の勢いが止まった。6日はフルセットの接戦を制したが、この日はストレート負け。インターハイなども含め、岩手勢男子初の全国8強は消えた。小林利勝監督(42)は「第1セットを取られて、気持ちが切れていた。プレーでも精神面でもまだ甘い」と厳しい表情で話した。2年生の主将、花坂郁也は「意識はしなかったが、昨日の勝利で満足した部分があったかも」と肩を落とした。2週間後には県新人戦があり、新チームの戦いが始まる。「いい経験になった。今度こそ全国ベスト8へ壁を破る」と誓った。【北村宏平】