転落死したオリックス小瀬浩之外野手(享年24)が近大時代に関西学生野球リーグ戦でつけていた背番号「7」が今年は欠番になる。衝撃の死から一夜明け6日、榎本保監督(54)は「小瀬の思い出がある。今年1年は7番は使わずにおきます」と明かした。昨年は阪神ドラフト5位の藤川俊介(22)が背負ってきた主力の番号だった。野球部は練習前、奈良・生駒市のグラウンドで一塁後方にあたる宮古島の方角に向かい黙とう。榎本監督は「球団に多大な迷惑をかけた」と謝罪に行くことを検討したが、関係者の手をわずらわせると判断。「小瀬の帰りを待ちます」と話した。