クライマックスシリーズ(CS)は14日にファーストステージが開幕。パは2位ロッテが本拠地に3位ソフトバンクを迎える。元ダイエーで、福岡を中心に活動する日刊スポーツ評論家の浜名千広氏(53)は、ソフトバンクは2番川瀬晃内野手(26)の出来が下克上につながると予想した。
◇ ◇ ◇
ソフトバンクはシーズン最終戦でオリックスに敗れると、最終的にはロッテに抜かれ、わずか勝率1毛差で3位となってしまった。CSファーストステージは本拠地ペイペイドームに帰ってくることはできず、敵地千葉で戦うことになった。
今季の対ロッテの対戦成績は12勝12敗1分けの五分。ZOZOマリンでは4勝8敗1分けと大きく負け越している。シーズン通りの野球をやっていては勝機は少ないと感じているのだが、3戦2勝の短期決戦。大幅な打線の変更などは考えにくいし、ホークス首脳陣もギャンブル的な勝負には出ないだろう。
藤本監督はCSでのキーマンに周東の名前を挙げていたようだが、リードオフマン起用の快足男の活躍も当然ながら、その後を打つ2番打者の仕事ぶりが明暗を握っている気がする。楽天、オリックスと続いたシーズン最終2試合の先発オーダーを振り返ってみると、楽天戦は先発右投手の岸に対して2番サードで川瀬、オリックス戦は左腕曽谷ということもあって2番遊撃で今宮を起用していた。先発投手の右左に関係なく、僕は2番川瀬の抜てきがいいと思っている。送りバント、エンドランなど状況に応じた攻撃に対応できる。昨年のCSでは、川瀬は代打ながらCSで4打席連続安打を放っている。川瀬本人もそのことはしっかり覚えているだろうし、自信も持っているだろう。今季はZOZOマリンで18打数7安打、打率3割8分9厘の好成績を残している。「クライマックス男」の活躍を楽しみにしたい。(日刊スポーツ評論家)




