
- マウンドの傾斜を利用し投球練習をする松坂大輔(2019年4月29日撮影)
ナゴヤドームでの試合前のスタメン発表時に、球場を盛り上げてくれるのが「スタメンアバン映像」だ。主力選手が走攻守で躍動する姿が、幅106メートルの「106ビジョン」に映し出され、スタメン発表直前のムードを盛り上げる。その動画映像にいない主力選手がいる。昨年カムバック賞を受賞した松坂大輔投手(38)だ。
今季バージョンの動画素材はキャンプ中に撮影した。松坂は外国人選手らと2月下旬に撮影予定だった。しかし、ファンとの接触から右肩の炎症を起こし、キャンプを離脱。「無理に投球シーンのために投げてもらうわけにもいかない。最初は松坂さん抜きで作り、撮影できてから追加するしかないですね」と、担当者も頭を抱えてきた。
その松坂が4月29日、ナゴヤ球場での2日間のキャッチボールでの投げ込み後に初めてブルペンに立った。その投げ込み後の異変もなく、5月4日にも約70メートルの遠投を披露。「もうばりばり投げていますよ。(次へのステップも)徐々に進んでいます」と松坂。今後は18番の新ユニホームを着て、ブルペンに入り、復活への階段をさらに上る。アバン映像に松坂の姿が映るころ、1軍復帰の秒読みが始まっているはずだ。【中日担当 伊東大介】

- キャッチボールを行う松坂大輔(2019年5月4日撮影)




