武蔵が2投手の無失点リレーで初戦を突破した。先発の背番号「10」稲垣慧投手(3年)が7回までを散発2安打無失点。8回からはエース左腕の小宗創投手(2年)がマウンドを引き継ぎ、制球に苦しみながらも無失点でしのいだ。

 打線は2-0の9回に打者一巡の6安打6得点で引き離した。稲垣は「ストレートが通用したのがよかった。ストライクを取ることを意識して、打者に集中してやりました」と笑顔で振り返った。