16日に予定されていた早実・清宮幸太郎内野手(1年)の初陣は、台風接近に伴う雨天のため、17日に順延となった。

 この日、東西東京大会は全試合が中止。早実は八王子市民球場の第1試合で東大和南との初戦を迎えるはずだった。

 高校通算13本塁打のスラッガーは「3番一塁」で出場する可能性が高かった。「早く試合がしたい。1年生でベンチに入れてもらっているので、入れなかった上級生の分まで打ちたい」と気合十分だったが夏の公式戦デビューはお預けとなった。

 清宮ら早実の選手たちは球場に到着したが、駐車場に止めたバスの中で待機。取材に応じた和泉実監督は「相手は同じ。ベストを出せるよう、次に備えたい」と話した。