ノーシードから快進撃を続ける飛龍が創部初の決勝進出を決めた。

 好調を維持する打線は初回に2得点を挙げると、2回に打者9人の猛攻で一挙5点を追加。先発のエース伊藤塁(3年)は8回5安打1失点の好投を見せ、序盤のリードを守った。

 29日の決勝は今季県内負けなしの絶対王者・静岡と対戦する。米倉亮監督(31)は「高校野球は何が起こるか分からない。謙虚に戦いたい」。伊藤も「攻めの野球をして勝ちたい」と闘志を燃やした。