仙台育英が初回に10安打12得点と爆発した。

 1番打者西巻賢二内野手(2年)が遊撃内野安打で出塁すると止まらない。打者15人の猛攻。左翼から右翼方向への風も追い風に5番斎田海斗外野手(3年)の右越え3ランも飛び出すなど、1イニング2安打が3人も生まれる攻勢だった。約25分におよぶ長い初回を終えた後もチームは18安打と打ちまくり、21-0で佐沼に5回コールド勝ち。4打点を記録した斎田は「インコースは得意。体が反応できた。序盤に点をしっかり取れて良かった」と快勝での4強入りを喜んだ。