早実の主将を務める清宮幸太郎内野手(3年)が、今日8日に神宮で行われる東・西東京大会の開会式で選手宣誓を務める。

 春季東京大会を制した高校の主将が務めるもので、清宮自身は人生初の大役。6月17日の組み合わせ決定後には「まだ考えてないです。その前に試験があるので」と笑顔でかわしていたが、どんな言葉を選んだか。発想力、表現力豊かな清宮の一言一句が注目される。小池百合子都知事(64)も出席する予定。

 高校通算103本塁打を放ち、史上最多の107本まであと4本で西東京大会を迎える。チームの初戦は、15日の3回戦(ダイワハウススタジアム八王子)。今年は対外試合が解禁された3月8日以降、25本塁打をマークし、公式戦での本塁打は今春の東京大会の準々決勝・駒大高戦から、春季関東大会2回戦の作新学院(栃木)戦まで5試合連続で放った。「打てるだけ、打ちたいです」と話す清宮のバットに、大きな期待がかかる。