高校通算103本塁打を放つ、早実(西東京)の清宮幸太郎主将(3年)が選手宣誓を務めた。「私たちは野球を愛しています」から始まった宣誓は、よどみなく完璧に行われた。

 宣誓後は「ホッとしています。(内容は)試験終わりに考えようと思っていたが、それでは遅いと言われたので、試験前に考えた。暗記したのは試験後。試験の流れでしっかり入ってきた」と話した。「好きです」ではなく「愛しています」と言ったのは「好きというか、愛しているので。もっとより思いが伝わるかなと」と清宮。「(乳がんで死去した)小林麻央さんが言っていた言葉がすごく印象に残っているのがあった」とも話した。

 宣誓は春季東京大会を制した主将が行うことになっている。早実は15日の3回戦(ダイワハウススタジアム八王子)から登場する。