佐賀大会が開幕し、所在地が福岡県に接し九州豪雨の被災地にも近い東明館が、初戦を突破した。10-0の6回コールドで鳥栖工を下した。

 被害の大きかった朝倉や久留米地域から通う生徒も多く、選手は勝利で元気や勇気を届けようと発奮。4月の練習試合で敗れていた難敵にリベンジした。

 激闘が予想された相手に快勝し、古賀洋監督(56)は「ロースコアを予想していたが意外な展開になった。こんなに打てるとは」と驚きを隠せなかった。